室町時代
仏前に花を供える「供華(くげ)」を行っていた六角堂の僧 池坊家の花の生け方が、
特徴ある優れたものと評判となり、「道」として発展していく
さまざまな花材が用いられ、その生け方は華道流派によって異なる
江戸時代以降、池坊から枝分かれして多くの流派が誕生し、
「日本いけばな芸術協会」に登録されているだけで約400流派が存在する
<池坊宗家>
六角堂の僧
池坊12世 池坊専慶
池坊28世 池坊専応
池坊31世 池坊専好
<嵯峨御流>
大覚寺が総司所
嵯峨天皇の命日には、華道祭が行われている
<未生流(みしょうりゅう)>
<容眞御流(ようしんごりゅう)>
<草月流(そうげつりゅう)>
<小原流(おはらりゅう)>
<華道遠州(かどうえんしゅう)>
<供華(くげ)>
奈良時代
仏前に花を供える供華が、いけばなの始まり
<花合せ(はなあわせ)>
平安時代
貴族の、栽培した花の優劣を争う遊び
<瓶花>
室町時代
書院や床に置いて観賞する、座敷飾りが理論化され花伝書(かでんしょ)が作られる
<立花(たてばな)>
室町時代
七夕の法会(ほうえ)などの催しに花を立てることが盛んになる
<立華(りっか)>
桃山時代
豪華な客殿にふさわしい大瓶に立てられる
<抛入花>
江戸時代初期
町人の遊芸として大衆化する
<生花(しょうか)>
江戸時代後期
立華と抛入花から発展したもので、池坊の免許制が確立する
<華道発祥の地>
六角堂の本堂に表札が掛かっている
モニュメントもおかれている