坂田藤十郎(さかたとうじゅうろう)は、歌舞伎における名優
初世は、江戸時代初期
江戸の市川団十郎と人気を競い、劇作家 近松門左衛門とともに京の舞台で活躍する
芸風は写実的で弁舌に優れ、やつし事・濡れ事を得意とし、和事の創始者とされる
三代目の死去の後は襲名する者がなく、伝説的な名跡となっていたが、
2005年(皇紀2665)平成17年に231年ぶりの四代目が襲名した
江戸時代初期
1647年(皇紀2307)正保4年〜1709年(皇紀2369)宝永6年
芸風は写実的で弁舌に優れ、やつし事、濡れ事を得意とし、和事の創始者とされる
1669年(皇紀2329)寛文9年〜1724年(皇紀2384)享保9年
初世の弟分
通称:伏見藤十郎
三条半弥として若衆方を演じ、兵四郎の門に入り、立役として坂田定四郎を名乗ったといわれる
実事を最も得意とし、京都、大坂、江戸の三都で多くの舞台を演じる
本名:林宏太郎