桂園派(けいえんは)は、江戸時代後期の歌人 香川景樹に代表される歌道の流派
江戸時代後期から明治にかけての歌道の一流派
香川景樹を中心とするその門流をいう
堂上の公家だった清水谷実業から、地下の香川家に伝えられた二条派の分流でもある
「桂園」は、香川景樹の号に由来する
内山真弓・高島章貞・木下幸文・熊谷直好・八田知紀らが属する
<歌風>
和歌の文学性や「調べの説」を主張した
和歌を古学への楷梯として考え、万葉集を尊重する賀茂真淵一門に相対する
歌風は、平易を尊び、声調を重んじた古今和歌集を尊重した
<「歌学提要」>
1843年(皇紀2503)天保14年
内山真弓によって著される
桂園派の唯一の体系的歌論書とされる