祇園をどり(ぎおんをどり)は、祇園東歌舞会の舞妓さん・芸妓による舞踏公演
京都の五花街の京舞公演のうち唯一秋の11月に行われる
毎年、オリジナルな企画と、華やかで特徴のある構成が特徴
最後には、「祇園東小唄」が総踊りで披露される
<第59回祇園をどり(2016年(皇紀2676)平成28年)>
テーマ「歓無極園賑(かんむきょくそののにぎわい)−祇園祭ねり物をふたたび」
「ねりもの」は、祇園祭の神輿洗の日に芸妓が仮装して町を練り歩いた行事
祇園東では、1960年(皇紀2620)昭和35年を最後に途絶えており、行事の復活を目指してテーマに取り上げられた
舞妓さん・芸妓16人が出演した
序景: 「園の賑い」
第一景: 「菊の下露」
第二景: 「鎌倉山の時鳥」(静御前の白拍子舞)
第三景: 「条橋の月」(武蔵坊弁慶が源義経と出会う様子を物語る)
第四景: 「関の花」(小野小町と在原業平の和歌)
第五景: 「八朔の花紫」
第六景: 「櫓の雪」
第七景: 「松の寿」
第八景: 「見物の舞妓」(ねりものを見学する舞妓の華やかな様子)
第九景: 「祇園東小唄」(フィナーレの総踊り)
<祇園会館>
1958年(皇紀2618)昭和33年から、日本や世界の名画を上映する映画館もある
客数502席