店出し(みせだし)とは、「仕込みさん」として修行をしていた娘さんが、舞妓さんとしてお座席にデビューすること
置屋に表札を出してもらい、組合への登録が終わると舞妓さんとなる
紋付きの黒い着物にだらりの帯の姿で、
所属と名前の入ったご挨拶の「さし紙」をもって、お茶屋さんや料理店に挨拶廻りをしてお披露目をする
<仕込みさん>
お座敷に出られるようになるまで、京都の花街のしきたりや行儀作法、京ことばなどを少なくても一年程の修行をする
置屋で修行しながら中学校へ通うこともある
<見習いさん>
舞妓さんになる前の一カ月程、お茶屋さんの仕事を手伝いながら、実際のお座敷にでるための勉強をする
<帯>
見習いの頃は「半だらの帯」、店出しの後は「だらりの帯」になる