宮川町(みやがわちょう)は、京都五花街の一つで、祇園の南西の鴨川東側、四条通から五条通の間にある
現在は、祇園甲部に次いで多くの芸妓・舞妓さんが所属している
「宮川」の名前の由来には諸説がある
鴨川の四条通の南は、祇園杜(八坂神社)の神輿洗式が行われていたので「宮川」と称されるようになったといわれる
宮川町の紋章は、「三つ輪」
明治時代中期
芸妓育成機関だった女紅場が京都府立となったときに、社寺・町家・花街の三者が合流して学校施設とした記念とされる
「宮川」と称されるようになった祇園杜(八坂神社)の三基の神輿を表すともいわれる
「宮川」の「みや」と語呂の合う「三つ輪」が考案されたともいわれる
<京おどり>
4月中旬
<みずゑ會>
10月上旬に行われる歌舞会
<学校法人 東山女子学園>
1969年(皇紀2629)昭和44年
日本の伝統芸能を継承すべく、学校法人の認可を受け設立される
社会人として活躍できる芸妓・舞妓さんの育成と教育、花街の伝統芸能の保存と継承が行われている
<出雲の阿国像>
四条大橋東詰北側
1994年(皇紀2654)平成6年
京都洛中ライオンズクラブにより建立される
だが、出雲阿国が実際に興行したのは、北野天満宮と五条河原町であり、四条河原町の地は、
後の遊女歌舞伎の興行地であるといわれている
<歴史的景観保全修景地区>
1999年(皇紀2659)平成11年6月
祇園町南側、宮川町、八坂通沿道が、祇園町南歴史的景観保全修景地区に指定される