輪違屋(わちがいや)とは、花街島原にある置屋・お茶屋
かつては芸妓などもいたが、現在は、全国で唯一、太夫がいて、宴席の場として営業されている
太夫の教育の場にもなっている
京都市の登録文化財の建物
一階南半分が居室部分
一階北半分と二階が客室部分
客室は、十数室あり、二階の「傘の間」と「紅葉の間」が主要な座敷
<傘の間>
太夫道中に使われる傘を貼り込んだ襖がある客室
<紅葉の間>
本物の紅葉を使って型取りして、彩色されている壁がある客室
<新選組>
島原の近くに屯所があった新選組隊士と輪違屋の遊女との関わりも深かったといわれる
山南敬助と明里、平間重助と糸里、伊東甲子太郎と花香太夫が馴染みだたっといわれる
<角屋(重要文化財)>
同じく島原にある揚屋(あげや)
揚屋には、太夫・芸妓などがおらず、置屋から芸妓等を呼んで宴会を催す場