<茶筒(ちゃづつ)>
茶葉を保存するための円筒形の実用性と美を兼ね備えた保存容器
湿気や酸化から茶葉を守り、お茶本来の美味しさを保つために用いられる
手作りにより、蓋を茶筒の口に合わせると、蓋がゆっくりと閉まっていく独特の動きをする緻密さをもつ
素材
銅や真鍮・錻力(ブリキ)
「生地物」と称され、使い込むうちに素材独特の渋い美しさの変化を楽しめる
毎日、使いながら手のひらで筒全体を丁寧になでていくと、味のある光沢やツヤが変化していく
銅なら2~3週間、真鍮なら約1ヵ月、錻力(ブリキ)なら約半年~1年で色の変化が現れはじめる
製作
130程の細かい製作工程がある
鑵(かん)本来の地肌を生かすために塗装は施されない