佐倉常七(さくらつねしち)は、明治時代に活躍した西陣織の織匠
フランスのリヨンに派遣され、ジャカードやバッタンなどの洋式織機を日本に初めて導入した
<明治天皇行幸所 織工場跡>
京都市中京区河原町通二条下ル一之船入町(日本銀行京都支店前)
織工場(おりこうじょう)は、京都府が新工業奨励の一つとして角倉氏邸跡に開設した織物技術の伝習所
<ジャカード渡来百年記念碑>
新西陣織会館横に、紋紙を模した記念碑が立っている
<紋織り>
経糸の間に緯糸を通す作業の繰り返しで、異なる色糸などを組合せて模様を織り出した織物
明治時代初期まで
空引機を使って、機の上に経糸を持ち上げる丁稚が座り、声を掛け合いながら、経糸を調節して織っていた
ジャガード導入後
「紋紙」と称される記録紙により経糸を上げる場所を示す穴を針で読み取り、自動的に経糸が調整される