京陶人形(きょうとうにんぎょう)は、京都で作られている素焼人形
素焼人形は、粘土で形を作り、乾燥させて、850度くらいの低火度で焼成し、顔料で彩色して仕上げられる
京陶人形は、土人形である伏見人形から広く作られるようになったもので
土の素材の美しさと、京都らしさを強調し、やわらかなぬくもりを感じさせる深い味わいがあるものが多い
粘土で形を作り、乾燥させて、850度くらいの低火度で焼成し、顔料で彩色して仕上げられる
多品種、少量生産が主体
雛人形・五月の節句人形・童子・干支の動物・土鈴など多種多様の様々な形のものが作られている
原型作り
型取り
石膏で原型の型を取る
生地作り
2つの型の両内側に土を入れ、合わせた後、少し乾かして、型から取り出す
生地仕上げ
生地の合わせ目をヘラ等できれいに整える
乾燥
焼成
乾燥した生地を、電気窯やガス釜で、850度ほどで焼き上げる
彩色
焼き上がった生地に糊料と顔料で彩色する
面相
最後に顔を描く