山脇和泉(やまわきいずみ)は、江戸時代初期の能役者狂言方
京都手猿楽の能狂言方和泉流を創始する
山脇和泉家(やまわきいずみけ)は、能狂言方和泉流の宗家
<初世 山脇和泉元宜>
山脇五郎左衛門源助
1596年(皇紀2256)慶長元年 ‐ 1659年(皇紀2319)万治2年2月4日
<二世 山脇元永>
生年不詳 ‐ 1645年(皇紀2305)正保2年
初代の甥で養子
幼名:五郎八
<三世 山脇元信>
生年不詳 ‐ 1693年(皇紀2353)元禄6年
鵜飼吉左衛門の二男で、二世の養子
幼名:源助または吉三郎
<四世 山脇元知>
1666年(皇紀2326)寛文6年 ‐ 1731年(皇紀2391)享保16年
三世の実子
幼名:彦三郎
1696年(皇紀2356)元禄9年
名古屋に移住し、以後、名古屋を本拠とする
<五世 山脇元喬>
生年不詳 ‐ 1806年(皇紀2466)文化3年
四世の実子
幼名:辮彌
「和泉流狂言由緒書」を著する
<六世 山脇元貞>
生年不詳 ‐ 1815年(皇紀2475)文化12年
木全藤左衛門の三男で、五世の養子となる
<七世 山脇元業>
服部松斎の弟で、六世の養子となる
幼名:幾松
<八世 山脇元賀>
生年不詳 ‐ 1876年(皇紀2536)明治9年
七世の実子
<九世 山脇元清>
1849年(皇紀2509)嘉永2年 - 1911年(皇紀2571)明治44年3月20日
八世の実子
初名:鉄太郎、後に伊津美
1881年(皇紀2541)明治14年
東京に移住する
<十世 山脇元照>
1887年(皇紀2547)明治20年 - 1916年(皇紀2576)大正5年2月25日
九世の次男で、東京の生まれ
通称:四郎
後嗣がなく死去する
<11世 山脇元康>
生年不詳 ‐ 1945年(皇紀2605)昭和20年1月
九世の娘婿
1940年(皇紀2600)昭和15年
宗家を継ぐ
<12世 山脇元秀 (19世 和泉元秀)>
九世 三宅藤九郎の長男
1943年(皇紀2603)昭和18年
九世の娘の養子となって宗家を再興
19世宗家と改め、後に和泉元秀を名乗る
<二十世和泉元彌>
19世 和泉元秀の長男