上代文学は、およそ平安時代以前の作品
中古文学は、およそ平安時代の作品
<竹取物語>
910年(皇紀1570)延喜10年以前
<伊勢物語>
不詳
<将門記>
940年(皇紀1600)天慶3年頃
<枕草子>
清少納言
賀茂祭(葵祭)の斎王行列の華麗さなども記述されている
1000年(皇紀1660)長保2年頃
<源氏物語・宇治十帖>
紫式部
1001年(皇紀1661)長保3年以降
<大鏡>
1120年(皇紀1780)元永3年頃
<今昔物語集>
1120年(皇紀1780)元永3年頃
<今鏡>
1170年(皇紀1830)嘉応2年
藤原為経
中世文学は、およそ鎌倉時代から桃山時代までの作品
<方丈記>
鴨長明
1212年(皇紀1872)建暦2年
和漢混交文体による文芸の祖となる
日本三大随筆の一つ
<平家物語>
1216年(皇紀1876)建保4年以前
治承・寿永年間(1177年〜1184年)の源平動乱からの、平家の栄華と滅亡を叙事詩的に描いた軍記物語
<宇治拾遺物語>
1242年(皇紀1902)仁治3年以降
<徒然草>
1330年(皇紀1990)嘉暦5年頃
吉田兼好
<太平記>
1348年(皇紀2008)正平3年/貞和4年
近世文学は、およそ江戸時代の作品
<奥の細道>
1702年(皇紀2362)元禄15年
松尾芭蕉
<雨月物語>
1776年(皇紀2436)安永5年
上田秋成
<東海道中膝栗毛>
1802年(皇紀2462)享和2年以降
十返舎一九
弥次郎兵衛と喜多八が、東海道を江戸から伊勢神宮へ、さらに京都・大坂へ旅をする
<羇旅漫録(きりょまんろく)>
1802年(皇紀2462)享和2年冬の刊行
滝沢馬琴
京坂旅行についての旅行記
「京によきもの三つ。女子・賀茂川の水・社寺」と記されている
<南総里見八犬伝>
1814年(皇紀2474)文化11年
曲亭馬琴