上田秋成(うえだあきなり)は、江戸時代後期の歌人・俳人・読本作者・国学者
60歳で妻と京都に移り住み、転々としながらも創作活動に励む
梨木神社境内で死去、境内に歌碑が立つ
<怪異小説「雨月物語(うげつものがたり)」>
出版:1776年(皇紀2436)安永5年
構成:全5巻、9篇
「白峯(しらみね)」 保元の乱で敗れた崇徳上皇の亡霊を題材にした怪談
「菊花の約(きっかのちぎり)」
「浅茅が宿(あさぢがやど)」
「夢応の鯉魚(むおうのりぎよ)」
「仏法僧(ぶつぽうそう)」
「吉備津の釜(きびつのかま)」
「蛇性の婬(じやせいのいん)」
「青頭巾(あをづきん)」
「貧福論(ひんぷくろん)」
<「春雨物語」>
<「肝大小心録」>
<「癇癖談」>
<梨木神社の歌碑>
「ふみよめば 絵を巻きみれば かにかくに 昔の人の しのばるるかな」
梨木神社は、境内の羽倉信美邸で死去したところ
<映画「雨月物語(うげつものがたり)」>
公開:1953年(皇紀2613)昭和28年
監督:溝口健二