古都(こと)

名称:古都(こと)

著者:川端康成

時期:1961年(皇紀2621)昭和36年頃

タイプ:物語

 「古都(こと)」は、川端康成の小説

 北山杉の山里を舞台に、生き別れになった双子の姉妹の数奇な運命を描いた物語

【古都の歴史・経緯】


【古都のあらすじ】

 北山の山里で生まれた双子の姉妹をヒロインにした物語

 北山杉を育てる職人夫妻の双子の姉として生まれた千重子は、生後まもなく捨てられ、
室町筋の呉服問屋に拾われ、お嬢さんとして育つ

 ある日、千重子は、友人と訪れた北山杉の里で、自分と瓜二つの娘 苗子を見かける

 そして、祇園祭の宵山の夜、四条にある八坂神社御旅所無言詣りをする苗子と偶然にも再会
 自分が双子であったことを知る

 千重子たちの産みの両親は苗子が幼い時に亡くなっていて、苗子は一人、山の仕事に勤しんでいた

 千重子は、苗子を不憫に思い、両親に一緒に住まわせてほしいと相談するが、
苗子は千重子との身分の違いと、世間の目を気にして遠慮してしまう


【京都検定 第2回2級】

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