円山派(まるやまは)は、円山応挙中期の円山応挙を祖とする画派
琳派など日本伝統の装飾画法に、写生画風や西洋画の写実技法を加味して、新たな画風を開いたといわれる
初代 円山応挙
2代目 円山応瑞
<応門十哲>
駒井源琦
長沢蘆雪
山跡鶴嶺
森徹山
吉村孝敬
山口素絢
奥文鳴
月僊
西村楠亭
渡辺南岳
<四条派>
江戸時代
与謝蕪村から文人画(南画)を学んだ呉春が、円山応挙に入門しようとするが、円山応挙は固辞して
受け入れず親友として待遇したといわれる
呉春は、円山応挙の写実性に感化し、独特の画風を作り上げていき、多くの弟子たちにより発展して四条派が
作り上げられていった
<円山四条派(まるやましじょうは)>
円山応挙を祖とする写実的な絵画の円山派と、その流れをくむ呉春の開いた四条派を併称したもの