茶道は、禅宗の広まりと共に精神修養的な要素を強めて広がっていき、
お茶を入れて飲むだけでなく、生きていく目的・宗教・茶道具や茶室に置かれる美術品など、広い分野にまたがる総合芸術とされる
現在、茶道は、抹茶道と煎茶道に大別される
茶道を家業とし、代々、伝統を引き継ぐ家元
<三千家>
千利休を祖とする茶道の宗家である三家
表千家
裏千家
武者小路千家
<藪内家>
武野紹鴎門下で、千利休の弟弟子にあたる剣仲紹智(けんちゅうじょうち)を祖とする
<一翁宗守>
<大西清右衛門>
<奥村吉兵衛>
<蒲生氏郷>
<黒田正玄>
<江岑宗左>
<駒沢利斎>
<千利休>
<千少庵>
<千宗旦>
<高木治良兵衛>
<武野紹鴎>
<中川浄益>
<永谷宗円>
<中村宗哲>
<売茶翁 高遊外>
<古田織部>
<村田珠光>
<藪内家>
<楽吉左衛門>
<懐石料理>
懐石料理とは、本来は、茶会のときにお客にもてなされる料理
茶道とともに発達してきた京料理の一つ
<茶寄合(闘茶)>
鎌倉時代後期から室町時代中期、本茶 (栂尾産のお茶)と非茶(栂尾以外の産茶)を飲み分ける賭けが行われていた
<四頭茶会>
室町時代に書かれた「喫茶往来」の記述そのままに行われる日本最古の茶法
4月20日
日本に喫茶の風習を伝えたといわれる建仁寺の開山 栄西禅師の誕生日の祝賀として四頭茶会が行われる
<茶の湯菓子>
茶菓子は、大別して、主菓子(おもがし)と干菓子(ひがし)に分かれ
濃茶には、主菓子、薄茶には、干菓子が用いられる
<千家十職>
三千家が、自分好みの道具を作らせるために抱え込んだ、陶工・塗り師・>指物師・釜師など10の職業を表す尊称
<釜師>
茶の湯に用いる茶の湯釜(茶釜)を製作する職人 鋳物師(いもじ)
三条釜座から数多くの名工を輩出した
<近代京都文学 京都ゆかりの著書>
「松風の家」 宮尾登美子