覚助(かくじょ)
平安時代後期の仏師
生年:生年不詳
没年:1077年(皇紀1737)承暦元年10月
享年:不詳
七条仏所の祖
覚助(かくじょ)は、平安時代後期の仏師
定朝の子とも弟子ともいわれている
七条仏所の祖とされる
【覚助の歴史・経緯】
【覚助】
<覚助>
遺作は伝存せず、作風は全く不明
「古事談」に優れた彫技を伝える逸話が記されている
1071年(皇紀1731)延久3年に復興された祇園社観慶寺の旧本像で、
現在は、大蓮寺にある薬師如来像(重要文化財)が、覚助の作品と推定されている
【その他】
<七条仏所>
七条にあった仏所(仏師の工房)
覚助が祖とされる
康慶や運慶の一門や、その系統の仏師たちが集まっていた
鎌倉時代には、慶派の活躍の拠点となる
【京都検定 第19回1級】