康正(こうしょう)は、桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した仏師
大仏師大夫法印、東寺大仏師を務めるなど、
宮廷関係、豊臣氏、東寺、高野山など、京都・奈良の諸大寺などの像の造立、修理を多く手がけた
<薬師三尊像(重要文化財)>
東寺金堂に安置されている金堂の本尊
薬師如来坐像を中心に、向かって右側に日光菩薩(重要文化財)、左側に月光菩薩(重要文化財)が安置される
1603年(皇紀2263)慶長8年
豊臣秀頼の命で造立
<十二神将像>
東寺金堂に安置されている
1603年(皇紀2263)慶長8年
<阿弥陀三尊像>
妙法院龍華蔵
1598年(皇紀2258)慶長3年7月
元は禁裏八講の本尊
<薬師如来坐像>
醍醐寺(福知山市)
1571年(皇紀2231)元亀2年8月
<四仏坐像>
高野山金剛峯寺大塔
1598年(皇紀2258)慶長3年5月
<阿弥陀三尊立像>
浄国寺(大分県国東市)
1571年(皇紀2231)元亀2年4月
<木造 弘法大師坐像>
因幡薬師堂 平等寺
康正が亡くなる直前の作品
<神像>
日吉神社
1585年(皇紀2245)天正13年の製作
三十三間堂の仏像修理
東寺講堂の五大尊や四天王像などの修理