玉淵坊(ぎょくえんぼう)は、 江戸時代初期の 日蓮宗 妙蓮寺の僧、作庭家
小堀遠州の異母弟 左馬介 小堀正春に作庭で師事した
<妙蓮寺「十六羅漢石庭」>
白砂に十六羅漢を表す置石、釈迦三尊を表す青石を涅槃像、獅子・象を形どった石が置かれている
江戸時代初期の枯山水庭園
青石は伏見城の名石であったといわれ、「臥牛石(がぎゅうせき)」と称し、豊臣秀吉の寄進といわれる
羅漢を表す置石は15しかないといわれる
<知恩院方丈庭園(国の名勝)>
知恩院のL字型に並ぶ大方丈・小方丈のそれぞれから鑑賞できるように、L字型の大きな心字池を中心として
東山の自然の景観を築山の代わりに使った雄大豪華な借景式池泉回遊式庭園
小方丈の東側の前庭は「二十五菩薩の庭」と称され、
知恩院所有の国宝「阿弥陀如来二十五菩薩来迎図」を石と植木で表現した庭
<桂離宮池泉回遊式庭園>
江戸時代初期の造営当初の庭園と建築物が残されており、当時の文化の粋を今に伝えている
池泉回遊式庭園は、日本庭園の傑作といわれる
智忠親王によって源氏物語の風景が取り入れられる
<桂春院庭園(国の名勝)(国の史跡)>
妙心寺の塔頭 桂春院の枯山水庭園
方丈の南・東、書院前庭、露地庭の4つからなる
1799年(皇紀2459)寛政11年の発刊「都林泉名所図会」にも記されている
<観音補陀落山の庭(国の名勝)>
普門寺(大阪府高槻市)の借景式庭園
<京都仙洞御所>
師事していた小堀正春の責任者代行を務めたといわれる