京都市中央卸売市場第一市場(きょうとしちゅうおうおろしうりしじょうだいいちしじょう)

京都市中央卸売市場第一市場

所在地:京都市下京区朱雀分木町   名所地図情報名所

総敷地面積:147,192m2

開設:1927年(皇紀2587)昭和2年12月11日(日本で最初)

愛称:京朱雀市場

 京都市中央卸売市場第一市場は、鮮魚・塩干・青果など食料品全般を扱う総合食品卸売市場

 1927年(皇紀2587)昭和2年に、全国で最初に開設された中央卸売市場

 京都市民への生鮮食料品供給センターとして大きな役割を果たしてきています

 せりは、条例により、水産品は午前5時20分から、農産品は午前6時と午前9時45分から行われている

 北は五条通国道9号)、南は七条通に面している

【京都市中央卸売市場第一市場の歴史・経緯】

【京都市中央卸売市場第一市場】

 <京都市中央卸売市場第一市場開設以前の民営市場>
 京都には、12の民営市場が分散していた
 錦・西納家・問屋町・仏光寺・上の店(鮮魚)・上の店(果実そ菜)・七条・高倉・不動堂・甘藷組合・
 京都果実合名会社・京都青果合名会社


 <施設>
 総敷地面積:147,192m2

 青果卸売場・仲卸売場 26,359m2
 水産卸売場・仲卸売場 27,176m2
 駐車場 89,222m2
 買荷保管積込所 6,441m2
 冷蔵庫 10,637m2
 倉庫 2,068m2
 業者事務所 29,746m2
 関連事業者店舗 14,059m2
 管理事務所他 3,526m2


 <取扱品目(平成27年4月1日現在)>
 開設当初は、鮮魚部・塩干部・川魚部・青果部の4部だったが、現在は青果部・水産物部の2部

 青果部:野菜・果実およびこれらの加工品
 水産物部:鮮魚・冷凍魚・鯨肉・塩蔵・塩干品・ねり製品・淡水産物およびこれらの加工品

 その他の食料品:つくだ煮・乾物・つけ物類・鳥肉・鳥卵およびこれらの加工品

 卸売業者:青果部1社、水産物部2社
 仲卸業者:青果部78業者、水産物部106業者


 <休場日>
 日曜日・国民の祝日(1月5日および12月27日から12月30日までの日曜日を除く)
 12月31日、1月2日から4日

 <開場時間>
 午前0時から午後12時まで

 <せり開始時刻>
 水産品:鮮魚・塩干:午前5時20分
 農産品:野菜第一次市:午前6時
      野菜第二次市:午前9時30分
      果実:午前6時

【京都市中央卸売市場第一市場施設整備基本構想】

 2014年(皇紀2674)平成26年3月31日に、
 施設全体の老朽化対応、市場間競争の激化など中央卸売市場を取り巻く環境変化に対応できるよう
施設整備の基本方針や周辺地域との連携等の基本的な方向性をまとめた第一市場施設整備基本構想が策定される

 <市場経営コンセプト>
 市場全体
 伝統と革新の調和による先進的で競争力・対応力を有する食の流通拠点

 青果物部門
 京都を中心に近畿・北陸圏域も見据えた生鮮食料品等の流通拠点の構築

 水産物部門
 経営改革と量販店対応の充実により第一市場からの水産物流通量を拡大

 青果物・水産物共通部門
 卸売市場の機能強化により,京都・日本の食文化を牽引

 <施設整備の方向性>
 (1)市場施設規模の「コンパクト化」
 (2)コンパクト化により生み出された有効活用地の活用
 (3)市場施設の「効率化」「重層化(高層化)」
 (4)物流動線等の効率化,適正化に向けた新千本通の拡幅
 (5)閉鎖型施設の整備等によるコールドチェーン・衛生管理への対応
 (6)災害時における生鮮食料品流通拠点機能の継続性の確保
 (7)環境へ配慮した市場施設

 <施設整備の考え方>
 青果棟:全面建替、2025年(皇紀2685)平成37年度完成予定
 水産棟:改修、2019年(皇紀2679)平成31年完了予定

 <京都市中央卸売市場第一市場マスタープラン(平成28年度版)」>
 2016年(皇紀2676)平成28年に策定される
 計画期間:平成28年度から平成37年度までの10年間
 課題解決に向けた基本戦略
   基本戦略1:安全・安心な生鮮食料品等の安定供給に向けた取組の推進
   基本戦略2:競争力のある市場を目指した取組の推進
   基本戦略3:文化と健康を守る食生活・食習慣の普及促進
   基本戦略4:災害発生時における拠点機能の強化

【アクセス】

 JR山陰本線(嵯峨野線) 丹波口駅 徒歩数分


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