祇園新橋重要伝統的建造物群保存地区は、縄手通(なわてどおり)の東、新橋通と白川に面する地域
質の高い洗練された京町家が整然として建ち並び、美しい流れの白川や、石畳、樹木などと一体となり
すぐれた歴史的風致を形成している
1976年(皇紀2636)昭和51年
国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定される
京都市伝統的建造物群保存地区条例第3条に基づき保存計画が定められている
新橋通と白川との関係などにより次の二つの区域に分けられる
<新橋通に面する区域>
本2階建町家茶屋様式の建造物が軒をつらねる区域
<白川沿いの区域>
茶屋の裏側をみせる本2階建町家川端茶屋様式などの建造物が建ち並び、
白川の流れや樹木と調和している区域
<本2階建町家茶屋様式>
京町家が、祇園の伝統生活に応じて変化して、洗練され完成された様式
お茶屋は、客を二階でもてなすので、普通の京町家より、二階が高い
<本2階建町家へい造り様式>
大正時代に生まれた
本2階建町家茶屋様式の変化型
<本2階建町家数寄屋風様式>
本2階建町家茶屋様式の変化型