京都市三大事業(きょうとさんだいじぎょう)は、明治時代に京都百年の計として都市計画により行われた
3つの都市基盤整備事業
総工費1740万円は、外債を発行して資金調達され、近代京都の基盤を形成した
第二代京都市長 西郷菊次郎(西郷隆盛の息子)によって推進される
産業構造が近代化し、人口が急増し、街路や公園の整備、市場などの施設整備、都市の近代化が必要とされる
1895年(皇紀2555)明治28年
京都電気鉄道会社により、日本最初の営業用路面電車が開通していた
市街路を拡幅し、そこに大量輸送機関の市電を敷設、その収益を市の事業費に当てようとされた
丸太町通、四条通、烏丸通、今出川通、東大路通、七条通、千本通、大宮通が拡幅された
鴨川にかかる、丸太町通、四条通、七条通の各大橋も、欧風の軌道併用橋に架け替えられた
第1琵琶湖疏水でまかないきれない水道水、電力需要に対応するため第二琵琶湖疏水が開削される
上水道整備事業により、蹴上浄水場が設置された