桓武天皇(かんむてんのう)は、長岡京の造営途中から平安京へ遷都を行った第50代天皇
陵墓は、京都市伏見区桃山町の柏原陵(かしわばらのみささぎ)とされる
<平安神宮>
1895年(皇紀2555)明治28年
平安遷都千百年紀念祭の記念事業として、京都の始祖である桓武天皇と、京都に最後に住まわれた孝明天皇を
奉祝する神宮として創建され、京都総鎮守の社とされる
<大原野神社>
奈良時代
784年(皇紀1444)延暦3年
長岡京に遷都されたとき、桓武天皇の皇后 藤原乙牟漏(ふじわらのおとむろ)が、
藤原氏の氏神である春日大社の分霊を、大原野に勧請して祀ったのが由来
<勝持寺>
791年(皇紀1451)延暦10年
桓武天皇の勅命で、伝教大師 最澄により再建される
<上賀茂神社>
平安京遷都の時
桓武天皇が行幸されて、王城鎮護の神とされる
その後も歴代の天皇の行幸が行われた
<上御霊神社>
794年(皇紀1454)延暦13年
平安京遷都の時に
桓武天皇が、早良親王(さわらしんのう)、井上内親王らの怨霊を鎮めるために創祀したともいわれる
<猿田彦神社>
猿田彦大神の託宣を受けて、平安京遷都が行われたといわれ、
794年(皇紀1454)延暦13年
左大臣 紀古佐美、大納言 藤原小黒麿に命じて創建させた神社
<藤森神社 摂社 大将軍社(重要文化財)>
平安京を造営したとき、王城鎮護のため、京の四方に祀られた大将軍神社のうちの南方
<岡崎神社>
794年(皇紀1454)延暦13年
桓武天皇が、のときに、王城鎮護のため平安京の四方に建てた鎮守社の一つ
都の東にあたるところから「東天王」と称され、厄除けの神として信仰される
<大将軍神社>
桓武天皇が平安京を造営したとき、王城鎮護のため、京の四方に祀られた大将軍神社のうちの東南隅の一つ
<青蓮院将軍塚大日堂>
青蓮院の南東、東山の山頂に位置し、青蓮院の飛び地境内となっている
桓武天皇がにあたり、王城鎮護のため将軍の像を埋められたといわれ、京都市街の見晴らしもよい
<時代祭>
桓武天皇が、平安京に遷都した10月22日を中心に行われる京都の誕生際
桓武天皇・孝明天皇の両天皇の御霊代(みたましろ)を鳳輦(ほうれん)に移して行われる神幸祭(しんこうさい)・
行在所祭(あんざいしょさい)・還幸祭(かんこうさい)が中心の祭事
神幸列に、明治維新から平安時代までの華やかな時代風俗行列がお供され、一大時代絵巻となる