高御座(たかみくら)

高御座(たかみくら)は、天皇の居場所を示す玉座

皇位を象徴する調度品で、歴史的で伝統的な皇位継承儀式の即位の礼において用いられる

現在の高御座は、皇后の玉座である御帳台とともに、京都御所紫宸殿に常設されている

【高御座の経緯】

【高御座と御帳台】

 <高御座(たかみくら)>
 三層の黒漆塗りの浜床を土台に、八角形の床板の上に、
 8本の円柱で御輿型の八角形の黒塗屋形が載せられている

 鳳凰・鏡・椅子などで飾られている


 平安時代延喜式では
 高御座は組み立て式で、即位や朝賀などの重要な儀式のときだけ使われ、
 終われば撤去されるものであった

 座る場所は、巻第16内匠寮に、高御座の敷物として「上敷両面二条、下敷布帳一条」と記されており、
二種類の敷物を重ねる平敷だった

 椅子は、現在は、椅子座になっている


 <御帳台(みちょうだい)>
 皇后が着座されるところ
 大正天皇即位のときに新たに造られた


【京都検定 第16回2級】

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