東寺(とうじ)は、京都駅の南西にたち、五重塔など京都の代表的な名所となっている寺院
平安京造営にともない創建された官寺で「教王護国寺(きょうおうごこくじ)」と称する
弘法大師 空海ゆかりの寺院で、仁和寺、神光院とともに京の三弘法の一つ
鎌倉時代からは、弘法さんに対する信仰の高まりとともに「お大師様の寺」として皇族から庶民まで幅広い信仰を集めている
伽藍の規模は平安時代のまま残っている
伽藍配置は、奈良時代の寺院建築形式で、南大門、金堂、講堂、食堂(じきどう)が南から北へ一直線に整然と並び、
左右に、五重塔と灌頂院が配置されている
空海が今も生きているがごとく朝食を捧げる「生身供」の儀式は、現在も毎日早朝6時から東寺の西院御影堂で行われいる
毎月21日の空海の命日に供養を行う御影供(みえく)の日には市が行われ「弘法市」「弘法さん」として親しまれている
6月下旬は、蓮(ハス)の名所
東寺の境内は、国の史跡に指定されている
<金堂(国宝)>
<五重塔(国宝)>
<大師堂(国宝)>
<講堂(重要文化財)>
<三面大黒天>
<宝蔵(重要文化財)>
<灌頂院(重要文化財)>
<小子房(しょうしぼう)>
<蓮華門(国宝)>
<北総門(重要文化財)>
<北大門(重要文化財)>
<東大門(重要文化財)>
<南大門(重要文化財)>
<慶賀門(けいがもん)(重要文化財)>
<食堂(じきどう)>
<夜叉神堂>
<瓢箪池>
<経蔵跡>
<不二桜>
<八幡宮>
<八島神社(八島殿)>
<石上神社>
<善女大龍王社>
<薬師院>
<弥勒院>
<文殊院>
<地蔵院>
<普賢院>
<灌頂院>
<波切不動明王>
<宝菩提院>
<塔頭 観智院客殿(国宝)>
東寺は、密教美術の宝庫となっている
<木造 兜跋毘沙門天立像(とばつびしゃもんてん)(国宝)>
<木造弘法大師坐像(国宝)>
<木造僧形八幡神坐像1躯(国宝)、女神坐像2躯(国宝)、附・武内宿禰坐像(国宝)>
<立体曼荼羅の21体(うち国宝15体・重要文化財1体・附国宝指定1体・附重要文化財指定4体)>
<木造不動明王坐像・天蓋(国宝)>
<薬師三尊像(重要文化財)>
<両界曼荼羅図(伝・真言院曼荼羅)(国宝)>
<真言七祖像(絵画)(国宝)>
<五大尊像(仏画)(国宝)>
<十二天屏風(国宝)>
<密教法具(国宝)>
<建陀穀子袈裟・横被(けんだこくしけさ・おうひ)(国宝)>
<海賦蒔絵袈裟箱(かいふまきえけさばこ)(国宝)>
<漆皮箱(しっぴばこ)(重要文化財)>
<紫檀塗螺鈿金銅荘舎利輦(したんぬりらでんこんどうそうしゃりれん)(国宝)>
<弘法大師筆尺牘(こうぼうだいしひつせきとく)(国宝)>
<弘法大師請来目録(国宝)>
<後宇多天皇宸翰東寺興隆条々事書御添状(ごうだてんのうしんかんとうじこうりゅうじょうじょうことがきおんそえじょう)(国宝)>
<東宝記(国宝)>
<桧扇(ひおうぎ)>
<東寺百合文書(国宝)>
<弘法さん>
<後七日御修法> 1月8日から14日
<初弘法> 1月21日
<終い弘法> 12月21日
<骨董市>
<景観保護>
本願寺・東寺美観地区
本願寺・東寺界わい景観整備地区
<どら焼>
弘法大師ゆかりのお菓子として、毎月ご命日の弘法市の前後3日間(20・21・22日)のみ限定で販売される京菓子
<五重塔の高さ>
京都市市街地は南北でかなりの高低差があり、鴨川上流の北山通と、下流域の東寺五重塔とほぼ同じ高さとなる
<JR東海「そうだ、京都移行こう。」>
2011年(皇紀2671)平成23年春のキャンペーン
「どういうわけだろう。今年は一本の桜とじっと向き合う春にしたかった。」と、不二桜が紹介された